透析看護師の給料・年収
透析看護師の給料は、ほかの部署の看護師に比べると、
やや高めとなっています。
勤務は日勤が多く、深夜の勤務がないのに何故?
と思われるかもしれませんね。
以前は、看護師の給与の中で、
深夜勤の回数が金額の差になるといわれていましたが、
最近ではそうでもないようです。
実は透析看護師の場合、ほかの病棟で働く看護師にはない、
透析手当や細かな資格手当があります。
さらに、透析の認定看護師の資格を取得していると、
さらに給与が高くなるのです。
具体的には、月給が25〜30万円といったところでしょうか。
病院によっては、透析の経験がない看護師でも、
比較的高い給与をもらえるところがあります。
透析看護師の求人を見ても、
年収が450〜500万円というのが相場のようです。
年収500万円というと、月々の給与も期待できますし、
ボーナスも良いのではないでしょうか。
透析クリニックの場合、4か月分のボーナスが、
もらえるところもあるようですからかなり待遇が良いですよね。
ただし、透析看護師の勤務は、日勤が多いため、
どうしても病院に拘束される時間が長くなります。
また、透析という分野は、知識や技術を求められます。
透析の機器の扱いから、透析中の緊急時の対処まで、
臨機応変な対応を求められるケースが多くなります。
さらに、透析は患者に付き添った治療になるので、
精神的な負担も大きくなります。
患者さんとのコミュニケーションも、
大切な治療のひとつとなります。
突発的な休みや長期の休みが取りにくいので、
そういった面も考慮して給与が高めなのかもしれません。
もちろん給与や年収だけで働く場を決めるわけではありませんが、
透析の看護師は経験や持っている資格があれば、
ほかの病棟で働くよりも待遇が良いことを覚えておきましょう。