透析看護師の勤務体系
透析看護師の勤務体型は、そのほとんどが日勤のみです。
ただし、日勤といっても、それは深夜勤務がないだけであって、
働く病院によっては夜遅くまでの勤務がある場合があります。
以前は、透析を行う人は、日中がほとんどでしたが、
最近では働きながら透析を受ける人も急増しているため、
夕方から夜にかけての患者さんもいるのです。
このあたりがクリニックで働く看護師とはちょっと違いますね。
また、入院設備がある病院となると、
透析看護師でも夜勤をこなすケースもあるでしょう。
透析だけのクリニックであれば、
入院設備はないところがほとんどです。
ほかの部署への応援ということは少ないかもしれませんが、
看護師が不足している病院では、稀にこうした勤務もあるようです。
さらに、透析看護師は「通し勤務」というシフトもあります。
これは朝から夜までぶっ通しでの勤務のことで、
看護師が不足している職場では、週に1回程度入る可能性があります。
通し勤務は、かなりの長時間勤務になりますから、
体力も必要でしょう。
その分、土日や祝日はかなりの確立で休日になりますから、
働きやすい環境であるといえるかもしれません。
透析は、患者さんの予定にあわせて看護師が出勤するため、
小さなクリニックになると、決まった曜日が休みになるケースもあります。
また、アルバイトやパートの看護師を採用して、
できるだけ正職員が働きやすい環境を整えている、
クリニックも多くなってきているとのことです。
看護師の仕事は激務ではありますが、
透析看護師の勤務体型は、比較的働きやすいといえるでしょう。
求人も、正職員だけでなくアルバイトもありますから、
透析看護師として働きたい場合には、
最初にアルバイトで経験を重ねるのもいいかもしれませんね。